鮫ヶ尾城址で春を探す その2 [景虎]

今日は昨日の続き、鮫ヶ尾城址の管理棟ルートで見られた春を御紹介。

P1090617.JPG

今回、最も春を感じたワンシーン。
ものすごく生命力を感じた瞬間でした。

P1090618.JPG

春を代表する花といえばスミレ。
尾瀬でも見かけるオオバタチツボスミレ。

P1090611.JPG

こちらも尾瀬でも見かける花が咲いていました。
キクザキイチゲです。日当たりのよい場所でカタクリと競演していました。

P1090638.JPG

そろそろ終わりかけ。ショウジョウバカマも咲いていました。
ふだん尾瀬の湿原で見慣れているので、山の斜面に咲いているのを見ると
ちょっと新鮮です。

P1090645.JPG

おなじく見慣れた花、エンレイソウも咲いていました。

尾瀬よりも季節が一ヶ月ほど早い春の花を堪能した鮫ヶ尾城址でした。



鮫ヶ尾城址で春を探す その1 [景虎]

今日は先週4/29に行ってきた鮫ヶ尾城址で見つけた春を御紹介。

新潟県妙高市(旧 新井市)にある鮫ヶ尾城址は、大河ドラマ「天地人」で
上杉謙信公の相続争いで敗れた上杉三郎景虎が自刃した城址として有名です。

P1090529.JPG

大河ドラマの影響もあり、このような看板もたてられています。
今回は大手道から登ったのですが…

P1090532.JPG

今の時期、大手道からのルートでは、足元に処狭しとカタクリの花が咲き乱れています。

P1090535.JPG

東北地方~山陰地方の日本海側の多雪地の山野の林内に生えるという
トキワイカリソウもキレイに咲き誇っていました。
鮫ヶ尾で見るトキワイカリソウは白い花ですが、近畿以西では紅紫色が
多いそうです。

P1090620.JPG

葉っぱはこのようにフチが赤っぽいハート型をしています。なんだか可愛い。

P1090551.JPG

おやおやおや?尾瀬で見慣れた植物に似た花が…。

P1090548.JPG

イワカガミのようですが、なんだかデカくて色が濃い・・・。
本州中部の日本海側に分布するコチラはイワカガミの変種、オオイワカガミだそうです。

P1090590.JPG

繊細な小さな花をつけていたコチラはミチノクエンゴサクのようです。
(ヤマエンゴサクに似た花で新潟県以北の日本海側や多雪地に分布)

P1090570.JPG

山頂ではヤマザクラが3分咲きくらい。(4/29現在。今はもう満開かと…)

P1090597.JPG

ヤエザクラはつぼみが膨らんで数輪開花した状態でした。(いまは満開でしょう)


明日は管理棟ルートに咲いていた花を御紹介します。



上杉三郎景虎公432回忌 [景虎]

ゴールデンウィークが始まりました。

私にとってゴールデンウィークは上杉ウィークというくらい、上杉色に染まってまして
毎年決まって出かけるところがあります。

それまで特定の日を決めずに催されていた上杉三郎景虎公の法要が
12年前より毎年4/29に菩提寺の勝福寺さんで行なわれることとなり、
その年から毎年参列させていただいています。

5/2~3(年によっては4)は米沢の上杉まつりを見に行っています。
(5/2は武諦式、5/3は川中島合戦)

今年は3/11の震災のため、上杉まつりは秋に延期。
上杉三郎景虎公の法要も自粛ということになりました。

自粛とはいえ、震災で亡くなられた方と上杉三郎景虎公への供養のための
読経が行なわれるとのことで、例年どおり、勝福寺さんへお伺いしました。

P1090624.JPG

勝福寺さん境内にある上杉三郎景虎公の菩提石碑。
毎年、先代御住職の奥様がお花を飾ってくださっています。

P1090625.JPG

同じく境内にある上杉三郎景虎公の石像
雪解けが遅れている今年は、石像となりのサクラがちょうど見ごろを迎えていました。

P1090630.JPG

法要の様子をこっそり撮らせていただきました。
いつもは読経を詠む方が3名ほどおられるのですが、今回は若住職お1人でした。

法要の前と後、なぜか一日に二回、鮫ヶ尾城に登ってきました。
(法要前は大手道から登り管理棟へ降りるコース、法要後は往復、管理棟コース)

      P1090536.JPG

鮫ヶ尾城にはカタクリが自生しており、大手道から登るコースは、ちょうど見ごろ。
足元に一面に咲き乱れるカタクリは圧巻です。

      P1090641.JPG

場所によっては、このように白花のカタクリも見られます。

P1090649.JPG

山頂につく直前に小雨がぱらつきました。
頂上の東屋から管理棟方向を見下ろすと…

P1090646.JPG

うっすらと虹がかかっていました。とてもキレイで大感動^^

P1090568.JPG

山頂のヤマザクラは冬の雪の影響か、ずいぶんと枝が折れてしまったようです。
以前はもっと全体的にひろがっていたのですが・・・残念。

例年は満開か散り始めなのですが、今年はまだ3分咲きくらいでした。

のちほど、鮫ヶ尾で見つけた春をお届けしま~す。

スローライフもんぜん文化祭 [景虎]

ふだんの週末は尾瀬にばかり行っているように思われている私ですが・。・
  いえ、確かにシーズン中はほとんど尾瀬といってもよいかも…?
今週末の土曜日は、新潟県上越市に行ってきました。
今回のお出かけは尾瀬関係ではなく、景虎関係になります。

こちらのブログでもご紹介している越後軒猿衆として、
「スローライフ門前」で開催されている「スローライフもんぜん文化祭」にて
チャンバラショーを披露させていただいてきました。

  軒猿衆についてはコチラをどうぞ

   軒猿衆ご紹介のブログはコチラ

P1040686.JPG

「スローライフもんぜん秋祭り」 本日のプログラムです。

P1040687.JPG

ちゃんと「軒猿衆」の名前が入っていました^^

とはいえ、今回のメンバーは3名。
ちゃんとした殺陣ができるのは私以外の2人なので、私はもっぱらMC役で参加。

P1040630.JPG

簡単に言うと、秋祭りに乱入してきた悪役を軒猿衆が退治してくれる、という
ストーリーなのですが(←簡単すぎ^^)見てくれたおじーちゃんおばーちゃんも
子供たちも応援してくれて、楽しんでもらえたかな?と思います。

P1040652.JPG


舞台でのショーが終わったあとも中庭を使っての殺陣ショーもやらせていただきました。
これには子供たちも大喜び。

しらはどり.JPG

ちなみに私はこんな衣装でMCやってました。
これは剣道経験のあるおじーちゃんの木刀を素手で受け止めているところ…

ふだんは謙信公祭や柿崎時代祭りを見に来られる、いわゆる大勢の観光客の方を
相手にしての殺陣ショーなのですが、今回のようなお年寄りの方や子供たちだと
普段と違ってショーをしながら直接お話したり、触れ合えることもできますし、
とても楽しく、元気をいただきました。


越後軒猿衆 [景虎]

たまにしか更新しない、こちらのブログ…。

尾瀬 → 景虎 → 尾瀬  と来たので、今回は景虎ネタで^^

景虎が自刃した鮫ヶ尾城のある新井市に出かけるようになり、
やがて上杉謙信公つながりで上越市の謙信公祭を見に行き、
さらには「謙信公祭」を見るだけで飽き足らず参加するようになり…

それまでは女武者隊での参加だったのですが、2003年の謙信公祭では
武田女武者隊の隊長(当時は役名なし…いまは「八重」になってる)を
やらせていただきました。

この年の打ち上げ時に意気投合したメンバーで結成されたのが
「越後軒猿衆」という殺陣同好会。こちらの末席に参加させて
いただいております。

越後軒猿衆

  ↑ 越後軒猿衆を紹介した記事

私のパソコン内の「マイドキュメント」には多くの画像がありますが
その中の「2009景虎関係」から今年の景虎関係イベント(?)を振り返ってみます。

DSCN5059.JPG

ここ10年ほど毎年、景虎の菩提を弔ってくださっている妙高市乙吉にある
勝福寺さんに新年のご挨拶に出かけています。
(明日は実家に出戻っている&上越地方の雪が多そうなので、やむなくお休み)

DSCN5658.JPG

1月31日~2月1日にかけて、直江津で軒猿衆の新年会&稽古がありました。
今年の大河ドラマが「天地人」ということで、往路は南魚沼市で開催されていた
「愛天地人博」を見てから上越いりしました。
翌日、稽古のあとに直江津駅近くの「御館跡」へ。立派な看板が出来ていました。

DSCN6018.JPG

3月1日、「鮫ヶ尾城跡 国指定記念講演会 戦国の城と合戦」を妙高市に
聴きに行ってきました。大河ドラマ「天地人」の時代考証担当の静岡大学
教授 小和田哲男さんの講演もありました。
講演会終了後、春日山城に行ったところ、以前より親しくさせていただいている
上越観光案内協会会長の永見完治さんにバッタリと出会い…
かねてから疑問に思っていた「謙信公祈願所 権現堂」に連れて行ってもらいました。

DSCN6132.JPG

3月24日、新暦でいう景虎が自刃した日。(本当は旧暦なので、違う日になりますが)
毎年この日は春日山城址と鮫ヶ尾城址に登り、勝福寺さんで御位牌をお参りさせていただいています。

DSCN6428.JPG

4月18~19日、石和の川中島合戦に上杉軍 直江隊として参戦してきました。
ここ数年、上越の謙信公祭では武田軍に扮するため赤い甲冑を着ることが
多いのですが、石和のお祭りでは上杉軍で参加しています。

DSCN6680.JPG

4月29日、毎年この日に、上杉三郎景虎公の法要が勝福寺さんで営まれます。
法要のあと妙高市の教育委員会学芸員の佐藤慎さんの解説を聞きながら
鮫ヶ尾城址へ登ります。今年は絡め手から登りました。
毎年、「景虎」(本当は謙信公の景虎ですが、同じ名前ということで)の一升瓶と
花を持って鮫ヶ尾城跡に登り、地元の方々と景虎公を偲び盃を交わします。

DSCN6836.JPG

5月2~3日、米沢上杉まつり。
「炎の蜃気楼」にハマった翌年から毎年、武諦式と川中島合戦を見に
米沢に行っていますが、5/2の武諦式と5/3に上杉神社と米沢駅前で
砲術を演武する「上杉砲術隊」はとてもカッコイイです^^

DSCN7378.JPG

5月5~6日、上越天地人博にて、軒猿衆の殺陣ショーお手伝い&
上越マニアックツアー(ツアコンは軒猿頭さん)
岩殿山明静院にある謙信公のお墓にも連れて行ってもらいました。

http://www.youtube.com/watch?v=ghHFU67q8aE
http://www.youtube.com/watch?v=10SOxJDi6O0

   ↑  「けんけん、危機一髪!」

DSCN1118.JPG

7月19~20日、妙高市の「山城の陣」にて、「なんちゃって御館の乱」を
軒猿衆で演じさせていただきました。(不肖ワタクシが脚本をさせて
いただきました…)

DSCN1868.JPG

8月8~9日、柿崎時代まつり&天地人博
軒猿衆の一員として、柿崎景家公を偲ぶお祭り「柿崎時代まつり」に
参加させていただきました。
今年のお祭りで景家公を演じたのは、な・なんと格闘家の角田信朗さん。
祭りのシメ(?)では「傾奇者恋歌」ではバックダンサーもやってきました。
そして翌日の天地人博では、着ぐるみ初体験!
この日は「けんけん」やりましたが、ものすごく暑かったです^^

DSCN2689.JPG

8月21~23日、軒猿衆、怒涛の3日連続公演。
糸魚川にて富山第一銀行さんの納涼会では「奴奈川姫」を、
上越市の謙信公祭では山本勘助隊の一武将を、
天地人博では、13:00~の公演では「兼続くん」を、
14:30~の公演では「兼続くん」の介添え(?)役をやらせて
いただきました^^

http://www.youtube.com/watch?v=DFNDyYXc_Mo

  ↑ 軒猿衆の8/23天地人博公演の様子

DSCN4493.JPG

10月24~25日、上越sake祭りにて
バンド「軒猿」さんと、殺陣集団「軒猿衆」の初コラボです!

http://www.youtube.com/watch?v=ajTIMu2NAq4
 
   ↑  「越後の虎」

http://www.youtube.com/watch?v=wESF0hJeC9s

   ↑  「八幡原・合戦川中島」

http://www.youtube.com/watch?v=dH1QBDFSvo0

   ↑  「愛・兼続」

DSCN5484.JPG

12月12~13日、軒猿衆の忘年会、和倉温泉。
街中で豊富に沸いている温泉で、温泉卵を初めて作りました^^
七尾城址にも初めて行って来ました~。

こうやって見返してみると、けっこういろいろと参加しました^^
特に柿崎時代まつり、山城の陣、富山第一銀行さんの納涼会、
上越sake祭り、そして天地人博…とても勉強になりました。
まだまだ軒猿衆の下っ端でしかないのですが、これからも
ちょっとずつ殺陣ショーに参加させていただき、技術向上に
頑張っていきたいと思います。

人生を変えたもの:その2  [景虎]

最初に言っておきマス。

私は「歴女」ではありません^^

ワタクシの実家の両親は、それはもう、典型的な一昔前の人間でして
「マンガ・アニメは子供が見るもの」と小さいころはテレビの歌番組も
「紅白歌合戦」でしか見せてもらえませんでした。

とはいえ、中学から女子校だったので、周りの友達からこっそりと
マンガやアニメのビデオを借りてたりしてました^^。
大学に入ったころには同級生で「同人誌」をやっている友人もいて
ふつうに「マンガを読む」だけでない、ちょっとディープな世界に
ついても知識が広がったりしました。

そんななか、某少女小説(だよな?)で面白そうなものがあるのを
知ってはいましたが、「絶対にハマる!」とわかっていたため
あえて手を出さずにいたのですが、あるときふと、古本屋さんで
そのうちの一冊を手にとってしまったのが運のつき…。
恐れていたとおり、ドップリとハマってしまいました。

その後、自宅から脱走する機会があり、念願の一人暮らしをはじめ
それからはもう、雪の塊が斜面をくだるかのように、雪崩のごとく
ドップリとハマってしまいました。
いや、人間、落ちるときって早いですねぇ。
もう、ねぇ。
ハマって半年で参加していたメーリングリストのオフ会、冬コミ参加。
さらに自分が中心になってメーリングリストをたちあげ、サークルも
たちあげ、ゆかりの地での寸劇のシナリオを担当し…。
まぁ、その後いろいろありましたが、そのつながりで人間関係も
広がり、いろいろな地域に足を運ぶようになりました。

ということで、こちらが私がハマっている小説です。

DSCN5250.JPG

この小説に出てくる主人公の一人が「上杉三郎景虎」です。
今年のNHK大河ドラマを見た方なら記憶にあるかと思いますが
もともと小田原の北条氏康の子として生を受けながら
三国同盟の際には武田信玄のもとに送られ、その後、
越相同盟では上杉謙信のもとに人質として送られましたが、
謙信公の養子として迎え入れられ、謙信公の幼名「景虎」を賜り、
同盟が破棄されたあとにも越後にとどまり、謙信公の姪、
同じ養子の景勝の妹と結婚して一児をもうけました。
ところが謙信公の死後、同じ養子である景勝との間で
後継者争い(御館の乱)がおき、その争いに負けた景虎は
新井市(現・妙高市)の鮫が尾城で自刃しました。

この「上杉三郎景虎」が主人公のひとりとして描かれているのが
集英社コバルト文庫の「炎の蜃気楼」シリーズ(桑原水菜さん著)です。
このシリーズ、本編だけでも40冊、ほかに番外編やら
御館の乱直後~江戸時代などの邂逅編やら、まだまだ
続いています。

ちなみに私が持っている原作には、こんなふうに付箋がついてます。

DSCN5253.JPG

それは何故か!?
この小説、舞台が松本・仙台・日光・箱根・広島・萩・阿蘇・四国など
日本全国に渡っており、その舞台となったところを同じファンの友人と
訪ね歩いています。(最近は一緒に言ってくれる友人たちも家庭に
落ち着いてしまい、なかなか行く機会がなくなってしまいましたが)

また、景虎の最後の地となった鮫が尾城のふもとにある勝福寺さんでは
毎年4月29日に景虎の法要が営まれており、そちらにも参加させて
いただいております。
あとは…ここ数年は毎年元旦に鮫が尾城に登頂しています。

こういったこともあり、新井市(現・妙高市)や上越市にも足を運び
鮫が尾城の麓で毎年夏に開催される「山城の陣」に参加
        ↓
上越市で毎年夏に開催される「謙信公祭」を見学→参加
        ↓
「越後軒猿衆」のメンバーとの出逢い
        ↓
「越後軒猿衆」の一員として謙信公祭に参加
今年は上越で開催されている「天地人博」にも参加させていただきました。


実は今回、職場の都合で本社(大手町)勤務となりまして、
本当は尾瀬に行くのに便利な春日部あたりに引越ししようと
もくろんでいたのですが、実家である横浜から通えるだろうと
親(特に父親)の猛反対というか駄々をこねられ、なくなく
実家に出戻っております。
もちろん実家の両親は私のコチラの趣味については全く知らず…
話したところで猛反対されるのは目に見えているわけで…
こっそりとだましだまし、活動を縮小して続けております。

こちらの趣味を満喫するためにも、早々に脱走しないと、と
来春までに自由を求めて脱出予定です。
(だって今は見たいテレビ番組も見れず…友人に録画を
頼んでおります^^)

まぁ、そんなこんなでハマっている「景虎」がらみのいろいろについて
こちらでご紹介していければと思っております。

とはいえ、こちらのブログは本業(?)のほうとちがって
のんびりきままにやっていきたいと思ってますので
ふと思い出したら覗きにきていただければと思います。

本業(?)のほうのブログのURLにsamegaoが入っているのは
こういったことからなのデス。
  ブログはこちら  http://blog.goo.ne.jp/samegao/


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。